運が良ければ、5年か10年に1度、ボディビル界に革命を起こすサプリメントが開発され、商品化される。そして、運が良ければ、私たちはその効果を体験したり、結果を得たりすることができるのだ。残念ながら、最近の私たちはそういった運に恵まれていなかった。しかし、ついにその時がきたようだ。私たちにも運が向いてきたのである。おまけに、今回紹介された物質はボディビル市場で合法的に販売されるものなのである。
 本誌2002年4月号でも紹介したが、『T100』という物質がSAN社から発売されたのを諸君らも覚えているはずだ。あまりにもインパクトが強すぎて、“本当だろうか?”といぶかしがる人も多かったはずだが、その記事を読んでいない人たちのために簡単に説明をしておこう。
  T100は経口であるにもかかわらず活性力の高い物質であり、本物のテストステロンよりも7倍も高いアナボリック作用を持つことが実験によって証明されている。T100の目的は筋量の増加、筋力の増強、そして筋肉を固く仕上げることであり、薬物で言うならばちょうどステロイドのパラボランとよく似ている。通常、合法的なサプリメントは薬物に比べて作用が弱かったり、何かが欠けていたりするものなのだが、T100に関してはそれは当てはまらない。T100は薬物のステロイドと非常によく似た結果をもたらし、T100の効果を唯一比較できるのは薬物のステロイドだけなのである。
 それにしても、T100が分類される“プロステロイド”という言葉はいったい何を意味しているのだろうか。この言葉は4月号で紹介したT100というサプリメントの中で始めて登場してきた言葉であるが、最新のサプリメントに関する情報を追求している人ならば、SAN社や社長のマティアス・ボルド氏について、そして彼がサプリメント界のグル的な存在であるということも知っているはずだ。ボルド氏はこれまでに脂肪燃焼用ジェルのリポバーンや発泡グルタミンのグルタベセント、代謝を活発にして脂肪の燃焼を促進する甲状腺物質の代用となるサイロカットなどを開発し、商品化してきた人物だ。いずれも画期的な物質であるが、SAN社が開発した中で、T100ほど強烈な物質はない。単にアナボリック作用が強いというだけでなく、T100の成分はまったく新種の物質なのだ。4月号でT100を紹介した後、編集部には無数の問い合わせが読者から寄せられたわけだが、あまりの反響の大きさに、私たちは再度ボルド氏からT100についての話を聞くことにした。
SAN社の方針
アイアンマン(以下IM)『T100』は物凄い反響ですね。これほど反響の大きい成分は最近ではないように思うのですが、いったいどうやってこの成分を発見し、開発したのですか?
マティアス・ボルド(以下MB) 私はこれまでに膨大な時間を費やして様々な物質についての研究を行なってきた。実際、それらの物質について過去に行なわれてきた研究の結果を確認し、言われているほどの効果が得られるものなのかどうかも調査してきた。ちなみに、私は自社の製品について、“実際の効果以上の効果”が期待できるという表現はしたことがないし、そういう宣伝もしたことがない。おまけに、発見した成分があまりにも時代の最先端を行きすぎていて、十分市場に理解されることがなかった。例えばそれらの成分にはエクジステロン、脂肪燃焼物質のフォルスコリン、トリアトリコール、T2などがある。つまり、誇大な宣伝もしないし、開発した物質があまりにも新しすぎて、だから他社に比べるとうちの会社は小さいんだろうね。
 SAN社はこれまでに新しい物質ばかりを求めてきた。例えば、ほとんどのサプリメントメーカーがプロテインやミールリプレイスメントなどを扱っているけれど、うちの会社はそういったものに興味がないんだ。それよりも、まだ発見されていないような物質、未知の物質を探し出し、それを開発していくことに重点を置いてきた。しかも、限りなく薬物のステロイドに似た反応、作用を持ち、それでいて副作用が一切ないというものを探し出すことを重視してきたんだ。
 さて、私たちとT100の出会いを紹介しなければならないね。T100の研究をしているとき、私は偶然にも“プロステロイド”という言葉があることを知った。プロステロイドという言葉がどれだけ私の興味を引いたか想像できるだろ?プロステロイドについて調べていく中で、私はプロステロイドの1-テストステロンがテストステロンに変換されないということを知ったんだ。もちろん、1-テストステロン自体は活性ホルモンであり、特別な変換過程を経て何か別のホルモンに変換されなくても、その状態で体内で作用するものなんだ。
 そんなわけで私は1-テストステロンにすっかり魅了されてしまった。これを使って何かできないかと考えたわけだ。確かに、既に出回っていたプロホルモンについては多くのことが解明され、ある程度の効果は十分に期待できたわけだが、プロホルモンは体内で必ず何らかの過程を経て変換されなければならず、その間に活性力が失われてしまったりするケースも多かった。それに対してプロステロイドは変換を必要とせず、そのままで活性力を持ち、だからこそステロイドの代用物質として考えることができたわけだ。
エーテルとの結合で吸収を高める
IM T100はどのように作用するのでしょうか。また、ステロイドと非常によく似た性質であるならば、どうして合法であり得るんですか?
MB まずはその合法性について述べておくことにしよう。1-テストステロンはT100の主要成分であり、外国から輸入している物質ではないという点。また、この成分は体内で自然に作り出されている物質であり、化学的に合成されたものではないという点。この2点が1-テストステロンという成分を完全に合法にしているんだ。読者の中には1-テストステロンが体内で作り出されているということを聞いて少々驚いている人もいるかもしれないが、もともとこの物質はジヒドロテストステロン(DHT)に由来するもので、DHTが代謝されて変換された時の副産物なんだ。
 簡単に説明すると、通常のテストステロンが代謝されるには3つの過程があるんだ。体内で作り出されたテストステロンはDHTに変換され、DHTは体内で代謝されて、その時に1-テストステロンが副産物として作り出される。何だかテストステロンとこの1-テストステロンは非常に絡みがあって、どうしても合法物質であるとは思えないという人もいるだろうけれど、実際、アメリカ政府が定めているアナボリックステロイド・コントロール法ではテストステロンそのものとテストステロンのエステルにのみ規制が加えられているんだ(編集部註:エステルとは特定の物質から脱水によって生成されたり、理論的にそのような過程が考えられる化合物のことです)。もちろんその中にはDHTも含まれるわけだが、幸いにも1-テストステロンは含まれていない。極端な話、1-テストステロンはテストステロン(もしくはDHT)の副産物であり、規制が加えられているエステルとは異なる。つまり、分類上から言っても1-テストステロンはテストステロンではなく、規制が加えられる物質ではないということだ。
 慎重な読者を安心させるためにこれを伝えておこう。1-テストステロンが違法物質でないということについてはDEA(米国薬物規制管理局)でも承認済みだ。
 さて、安心できたところで、この1-テストステロンが体内でどう作用するのかを説明するとしよう。まず明らかにしておきたいのは、ステロイドの作用だ。ステロイドは筋力を向上させたり、筋量を増やしたりする作用があるよね。そして、そのような効果をもたらす理由は、ステロイドによって体内の窒素滞留量が増加するためだ。つまり、体内によりたくさんのタンパク質が吸収され、筋中に取り込まれやすくなり、同化が促されるわけだ。だからこそ、身体が劇的に変わるんだよ。
 一方、T100はステロイド薬でいえばプリモボランと非常によく似た働きをする。というのもT100とプリモボランは化学構造が似ているからさ。唯一違う点を挙げるとすれば、T100はエーテルと結合しているという点だろうね。エーテルと結合しているために、T100は小腸での吸収が非常にいいんだ。エーテルと結合しているT100は小腸で吸収されやすく、おまけに小腸の脂肪に溶けやすいため、リンパを通過しやすいというという特徴をも持っているんだ。
IM その“リンパを通過しやすい”っていうのはどういうことですか?
MB みんなも知ってのとおり、私たちの身体は脂肪を貯蔵させやすい環境を持っている。だからカロリーを摂りすぎたりすると脂肪が付いて“最近太っちゃったぁー”ってことになるわけだよね。先にも述べたとおり、T100はエーテルと結合していて、だから体内に貯蔵されている脂肪と混ざりやすく、小腸での吸収が非常にいいんだ。
 さて、リンパはちょうど表玄関のようなもので、小腸で吸収された物質が血液に乗るために通過しなければならない関門だ。言い換えれば、どれだけ小腸で吸収されやすい物質であったとしても、この関門を通過することができなければ血液中に放出されないってこと。エーテルと結合しているT100はそんなリンパを難なく通過するから、血液中に短時間で放出され、作用しやすいわけだ。
 ところで、諸君らはアルキレーションという言葉を聞いたことがあるだろうか?アルキレーションとは、経口ステロイドのダイアナボールなどと密接に関係している用語なんだけど、通常の経口ステロイドは必ず肝臓を通過し、そこで最初の不活性化が起きてしまうんだ。つまり、この過程で経口から取り込まれたステロイドのうち、一部は破壊されてしまうってこと。で、それを防ぐために経口ステロイドにアルキレーションという加工が行なわれるわけだ。アルキレーションされた経口ステロイドは、小腸を経て、肝臓に到達しても分解されにくい。服用した経口ステロイドが無駄にならないようにするための加工法ってわけだね。ところが、アルキレートされたステロイドはあまりにも分解されにくいため、肝臓への負担が非常に大きくなってしまうんだ。
 一方、エーテルは小腸を経てリンパで吸収されるため、肝臓での不活性化を受けずに血液中に放出される。エーテル結合されることをエチレーションって言うんだけど、このエチレーション加工されたステロイドにはあまり知られていないクインボロンやエピチオスタノールというのがある。これらに1-テストステロンが加わりT100が完成したわけだ。ちなみに、吸収性を高めることを目的にした場合、このエーテルという物質は非常に価値が高いんだよ。
活性時間が長い1-テストステロン
IM ところで、先ほどT100は構造的にも作用的にもステロイド薬のプリモボランと非常によく似ているという話が出ましたが、T100が似ているのはステロイド薬のパラボランではなかったですか?
MB そのとおりさ。でも、化学構造はパラボランではなく、プリモボランと非常によく似ていて、得られる結果はパラボランによって得られる結果と非常によく似ているのさ。パラボランがもたらす結果とは、筋力が向上したり、質も密度も高い筋肉が作られるってこと。T100の摂取によって、そういう結果が得られたという人が非常に多いんだ。こういう作用が得られるから、パラボランは仕上げのためにコンテスト間際のボディビルダーたちに使用されているんだよ。
IM それって、実に大胆な発言ですよ。T100がパラボランやプリモボランとよく似ているっていうのは・・・。そんなに確実な作用が得られるのに、どうしてT100が合法であり得るんでしょうか?やっぱり信じられないなぁ。
MB 確かになかなか信じがたいことではあるよね。でも、紛れもない事実なんだよ。私だって最初は疑ったさ。まさか・・・ってね。でも、研究を進め、調査を進め、薬物の使用経験があるという被験者たちを対照にした実験を行なううちに、確かにT100はステロイド並の効果が得られることが明らかになったんだ。どうしてそんなことが可能なのか。どうして筋肉を発達させる上でT100は確実な効果をもたらすのか。その理由のひとつは、1-テストステロンは体内での活性時間が長いということが挙げられる。例えば経口のテストステロンとして知られるメチルテストステロンやアンドリオールなどと比べても、T100の体内での活性時間ははるかに長いんだ。活性時間が長いということは、それだけ作用が持続するということであり、だからこそ、T100によって得られるアナボリック作用は確実なことが多いのさ。
 しかし、先ほども説明したとおり、T100の最大の特徴は、小腸で吸収されやすく、リンパを通過しやすいという点だろうね。小腸で吸収され、リンパを通過することができれば、その時点で血液に放出されて、全身を巡るわけだ。ところが、経口のステロイド薬のほとんどが小腸で吸収されてもリンパを通過できず、だから肝臓に運ばれて、そこで破壊されてしまったり、もしくは肝臓に過度な負担をかけてしまったり、肝臓に毒性をもたらしてしまったりするんだ。
摂取量、摂取サイクル・・・
IM T100はテストステロンよりも作用が高いということですが、体内で製造され、分泌されるテストステロンに何の影響もないのでしょうか?ステロイド薬などは使用することで、体内で作られるテストステロンを抑制してしまったりしますよね。また、テストステロンよりも作用が高いのであれば、例えば性欲昂進などの作用まで期待できちゃったりして・・・。
MB T100の素晴らしい点は実はそこにもあるんだ。まず、体内で合成されるテストステロンへの影響だが、T100はプロホルモンとはまったく異なった物質なんだ。つまり、身体が作り出すテストステロンへの影響はないということさ。どうしてかって?だって、最初にも話したように、T100はテストステロンに変換されるわけじゃないからね。ステロイドやプロホルモンは、それが体内で最終的にテストステロンとして作用するから、身体に備わっているテストステロン合成機能を抑制してしまうんだろ?何度も言うとおり、T100はテストステロンとして作用するわけじゃないから、その機能に影響することはないんだ。
 性欲についてだけど、複数の被験者からT100を摂取してから性欲の昂進が見られたという報告を受けている。被験者のうち、性欲が向上したという報告が85%、逆に低下したという人が15%いて、ちょうどこの結果は、ステロイド使用を短期間だけ経験した人たちの報告とほとんど同じだ。でも、実際のところ、このT100によって性欲への作用があるかどうかについては個人差があり、何とも言えないなぁ。
IM あまりにも強烈な物質なので、ぜひとも使ってみたいのですが、どれくらいの量を、いつ、どれくらいの期間に限定して摂取したらベストでしょうか。
MB まず、あらかじめ断わっておくけど、T100は女性は使えないってこと。男性なら、体重が102kg以下の人は1日2、3カプセル摂取するといいね。もし、体重がそれ以上の人は摂取量を3、4カプセルにする。T100は1カプセルあたり100mgの1-テストステロンが入っていて、もう少し専門的な人たちに説明しておくなら、T100の主要活性成分は17ヒドロキシアンドロスト-1-エンテトラヒドロピランジルエチル(別名1-テストステロンTHPエチル)だ。
 T100は経口であるにもかかわらず、活性時間が非常に長い。実際、体内に取り込まれてから8〜10時間も作用し続ける。それに対して、経口ステロイド薬の多くは、体内で4〜6時間程度。この持続作用からいうならば、T100は8〜10時間毎に摂取するのが理想だと言える。例えば、ほとんどの人が102kg以下だと思うので、朝のうちに1カプセルを摂取し、トレーニング前に2カプセル目を、そして夜に3カプセル目を摂取するというのがいいんじゃないのかな。こうやって1日の摂取量を複数回に分けて摂取することで、T100の作用を持続させ、結果を確実に得ていくことができるんじゃないかと思う。
 T100を摂取する場合、食事と一緒に摂るのが理想だね。というか、空腹時に摂ることは避けていただきたい。空腹時に摂ると、下痢をしてしまったりする人も出てくるからね。それと、ただでさえ小腸での吸収性がいいT100をさらに効率よく吸収させるなら、T100と一緒に小さじに一杯分のフラクシードオイルなどを摂るといいよ。
 T100を摂る場合のサイクルだけど、4〜8週間摂り続けたら、2〜4週間の停止期間を設けるのがいい。また、少なくとも摂り始めたら4週間は続けることだ。4週間以内でやめてしまうと、おそらく効果は最小限しか得られないからね。それと、もし摂取期間を8週間にするのであれば、年に4サイクルを限度にすること。
IM T100を最大限に活用するのであれば、例えば何かと組み合わせるともっといいなんてことはありますか?
MB T100は単独で摂取しても十分効果を得ることができる物質だ。でも最近、私が開発したプロホルモンでA100というのがあるんだ。これを組み合わせて使用すると最高の効果が得られるよ。A100っていうのは4アンドロステンジオールの新しいバージョンで、正式名称は1アンドロステンジオール・メチル・カーボネイト・エスター。A100は、T100がもたらすアナボリック作用を増幅させるためのプロホルモンで、筋量を増やしたり、筋力を向上させたりする作用が非常に高いんだ。
 A100は他のプロホルモンと違って、初めて開発されたメチレーション加工されたプロホルモンなんだ。メチレートされているため、経口でありながら活性力が高く、吸収性も非常に高い物質なんだよ。これまでのプロホルモンは経口で摂取されても胃酸で活性力を失ったり、肝臓で破壊されてしまったり、変換のために複数の酵素が必要だったりという欠点を持っていたけれど、メチレートされることによって、肝臓内で起きる破壊を防ぎ、血液中に楽に溶け込むことができるという特徴を持っているんだ。ちなみに、4ADというプロホルモンは非常に活性力が高く、うまく吸収されれば、テストステロンの95%に相当する作用力を発揮するんだ。
 プロステロイドのT100と同じように、プロホルモンのA100もそれ自体が活性力を持つ成分なんだ。おまけに、両方とも体内に吸収されやすい加工がされているため、ひとたび吸収されたら、すぐに作用し始めるってわけだ。
 T100を摂取すると、高強度のワークアウトが可能になる。T100の作用と高強度トレーニングによって、筋肉に密度や質が高まり、目的とする筋肉を仕上げることができるはずだ。また、A100を摂取すると、体内のテストステロンが上昇し、筋量が増えたり、細胞内に取り込まれる水分量が増し、筋肉に張りが出てくる。
 ところで、人によっては細胞中に水が滞留されるのを嫌がる人もいるよね。でも、勘違いしてはいけないのは、細胞中に水が取り込まれやすくなるということは、細胞が張りを増すということであり、皮下水分量が増して、フラットなコンディションができるということとは根本的に違うんだ。ご存知のとおり、私たちの筋肉を構成しているのはタンパク質と水だ。そして、水が占める割合は何と筋肉の3分の2に相当するんだよ。つまり、筋中にたくさんの水が滞留されればされるほど、筋肉は丸みを持ち、張りを持つようになるんだ。
 T100とA100の組合せは、薬物に例えるとパラボランとDボールみたいなものさ。ただし、A100についてはひとつだけ注意しておくべきことがある。A100はプロホルモンであり、プロホルモンであるからには体内でテストステロンに変換される。つまり、T100にはない“副作用”が起こる危険性があるってこと。体内のテストステロンレベルに影響するわけだから、体内で合成されるはずのテストステロンが抑制されてしまう危険性があるわけだ。したがって、A100を使用するのであれば、連続して3、4週間以上は使わないこと。この点は十分に守っていただきたいと思う。そうすれば、副作用の危険性を最小限に抑え、最高の結果を得ることができるはずだよ。また、A100を使用するのであれば、T100と同じように、体重が102kg以下の人は1日2、3カプセルを限度とすること。また、1度に2、3カプセルを摂取するのではなく、分けて摂取することが勧められる。
IM 何だかいよいよ凄い話になってきましたね。そのA100っていうのは、もう既に商品化されて市場に出回っているんですか?
MB できたてのホヤホヤさ。ほんの少し前から販売を開始したんだ。実際に使用者からの報告も少しずつ集まってきていて、いずれの人たちもT100と組み合わせることで、かなり効果が高いという報告をしてきている。まずは明らかに筋力が向上し、筋肉の質が良くなったってね。そういう報告は、使用を開始してから早い人では5〜7日で得られているようだ。
IM 今後のサプリメント計画は?
MB 現在、進行しているのは初の合法的なエストロゲン遮断物質。商品名はエストロデックス。エストロゲンは女性ホルモンであり、女性にとっては様々なプラスの作用をもたらすホルモンだけど、筋肉を発達させたいと願う男性にとってはこれほどやっかいなホルモンはない。例えば、筋量を増やしたり、筋肉の質を向上させたいと願っている男性諸君らは体内でエストロゲンのレベルをできるだけ低く抑えておきたいはずだ。
 ところが、テストステロンのレベルが上昇すると、エストロゲンのレベルまでもが上昇してしまい、それが過度になると、様々な副作用が現われたりするわけだ。エストロデックスを使うことで、そういった問題の多くが解決されるはずで、アナボリックな作用を持つホルモンだけを高めることが可能になるはずだ。エストロデックスは抗エストロゲン薬のプロビロンと非常によく似ている。体内でアロマターゼが起きるのを抑制し、エストロゲンのレベルを抑えたまま、テストステロンのレベルだけを高めることが可能になる。エストロデックスについては、まだまだ説明すべき点が多いんだけど、これについては次回にとっておくことにするよ。
 今後のサプリメント計画の中には、ステロイド薬として有名なエキポーズの代用物質を開発することも含まれている。エキポーズには筋量を増やしたり、筋力を向上させる作用があるため、ナンドロロン(デカデュラボリン)とよく比較されてきた。デカもまた、ステロイド薬としては知名度が高く、非常によく効く薬物なんだけど、残念ながら、残留期間が非常に長く、使用を止めても体内に12〜18カ月も居座ってしまい、そのことをよく知らずにいたりすると、ドーピング検査で引っかかったりするんだよね。いずれにしても、今後も合法的な新種の物質を探し出し、開発していくという路線は維持していきたいね。■