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ホエイとカゼインの使い分け:アナボリズムの促進
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| 筋量は2つの要素に影響を受ける。ひとつはアナボリズムであり、もうひとつはカタボリズムだ。アナボリズムは「筋肉を作る」作用をもたらすことであり、カタボリズムは「筋肉を破壊する」作用のこと。筋中ではこの2つの現象が継続的かつ同時に起きており、アナボリズムがカタボリズムを上回ったときに筋量は増え、逆にカタボリズムがアナボリズムを上回ると筋肉は萎んでしまうのである。 ボディビルダーにとってカタボリズムがゼロになり、アナボリズムがプラス値になれば理想なのだが、この2つの現象は程度に違いはあっても、必ず同時に起きてしまう。したがって、現実的にどのような状態が理想的かと言えば「カタボリズムをできるだけ抑えつつ、アナボリズムを高める」ということである。それができれば、筋量は増え続けるはずなのだ。 そのことを踏まえた上で、ホエイとカゼインはどのように使い分けることができるだろうか。ホエイは吸収が早く、カゼインは血中アミノ酸濃度を高いレベルで持続させるわけだが、もう少し細かく時間毎に見てみると、摂取してから40〜140分でホエイはアナボリズムを68%まで高めていた。一方、カゼインの場合、その時間内ではわずか31%しかアナボリズムを高めることができなかった。つまり、40〜140分の間においては、カゼインよりもホエイのほうが優秀であると言えることができるわけだが、急速に血液中のタンパク質レベルを高めるホエイは、逆に時間の経過と共に急速にその濃度を下げてしまうという短所を持っている。 |
![]() つまり、摂取してから短時間でホエイは体内のアナボリズムを高めるが、その効果は持続しないのである。 ただし、その短所を除けば、ホエイはカゼインに比べるとはるかにアナボリック効果の高いプロテインであると言うことができる。 (次のページへ) |
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