7月28日、東京・南砂にあるゴールドジム・イースト東京で行なわれたマーカス・ルールのトレーニング・デモンストレーションには大勢のギャラリーが詰めかけ、彼の行なう1レップ1レップに熱い視線を注いだ。嬉しいことには、“デモンストレーション”とは名ばかりで、彼のトレーニングは真剣そのもの。なんといっても、練習用の音楽CDまで持参し「これを最高ボリュームでかけてくれ」と、ゴールドジムのスタッフに頼んだが、あいにくゴールドジムにはCDデッキがなく「だったら、ハードな音楽を最高音量で頼む」と言い残して、早速トレーニングルームに現われた。
 マーカスが行なったのは、彼にとって最もアピールポイントと思われる肩のトレーニング。1種目目はスミスマシンを使ったショルダープレス。目一杯のワイドグリップでバーを握り、下ろす位置は額あたりまでで、可動範囲は異常に狭い。それでも最高220kgまでプレートを付けて行なったのには皆度肝を抜かれた。事前に彼に聞いた話によると、今の肩を作り上げたのはプレス系の種目であり、肩のトレーニングでは絶対に欠かさないそうだ。
 2種目目はワンハンド・サイドレイズ。重量にはこだわらず、ストリクトなフォームできっちりこなしていた。3種目目はペックデッキマシンを使ったマシン・リアレイズ。これもストリクトなフォームで行なっていた。 まだまだやり足りなさそうだったが、セミナーの時間が迫っていたということもあり、3種目で終了。普段のトレーニングではセット数は決めず、とにかく「極限のパンプを得るまで」延々とトレーニングを行ない、それが得られた段階でトレーニングを終了するということだ。
※マーカス・ルールのインタビュー記事は11月号(10月12日発売)に掲載予定です。お楽しみに。(編集部)

ワイドグリップ・ショルダープレス。可動域は肘を伸ばした状態からバーが額に触れるあたりまで。アップも含めて延々と10セットほど行なっていた。最高重量は220kg
ワンハンドサイドレイズ。反動を使わずストリクトフォームで効かせていた。重量はかなり軽め
ペックデッキマシンを使ったリアレイズ。それにしても、マーカスもすごいが、トレーニングパートナーを務めたパットさん(米軍三沢基地の人)もなかなかの体躯の持ち主だ。今回のマーカスとのトレーニングの感想を聞くと「きつすぎてクソが出そうだった!」と語っていた・・・