| 高重量ダンベルも怖くない
ダンベル・プレス系運動でのケガを避ける画期的トレーニング・アイテム 『パワーフック』 |
ボディビルダーたちのワークアウトは非常に高強度である。彼らは主にダンベルやバーベルなどのフリーウェイトを使うことが多いのだが、特にダンベルは特定の筋肉をフルレンジで刺激することができるトレーニング器具として、ボディビルダーだけでなく、多くの一般トレーニーたちにも愛用されている。ところが、高重量を用いるトレーニーたちは、このダンベルを使ったトレーニングによってケガをしてしまうことも多い。ケガの程度は様々だが、そのようなケガはどんなときに起きるのか。例えばインクライン・ダンベルベンチプレスでダンベルプレスを行なうとする。まずはベンチに座る。そして床に置かれたダンベルを持ち上げるわけだが、それが高重量だったりすると腿の上に一度ダンベルを乗せる。そして今度は背もたれに背中をつけ、腿に乗せたダンベルを肩の位置まで持ち上げる。スタートポジションを作るとき、何気なく持ち上げているダンベルは肩の高さで一度手首をくるっと返すようにして保持される(クリーンの状態)。ケガをしやすいのはそんなときだ。人によっては補助者がいて、スタートポジションの姿勢を作った状態でダンベルを手渡ししてもらえたりするのだが、そうでない場合は、エクササイズを開始する以前にケガを負ってしまう可能性が高い。 ![]() さらに、ダンベルを使ったプレス系の種目では、どうしても最高重量に挑戦できないという意見が多い。それもそのはずで、その種目のスタートポジションまでダンベルを持ち上げることが困難だからだ。 それを解決するために考案されたのがこの『パワーフック』である。このパワーフックを考案したのはパワーリフターで、彼は自分の経験からこの画期的な道具を思いついた。使い方はいたって単純明快である。 ● 使用するダンベルにパワーフックに引っかけ、マジックテープで巻いて固定する。 ● パワーフックを取り付けたダンベルを、ラックにかかっているバーベルバーにぶら下げる。 ● ラックの中央にベンチ台を設置する。 ● ベンチに座り、例えばベンチプレスなら、スタートポジションの姿勢を作る。 ● バーにぶら下げられたダンベルを握る。 ● プレスを開始する。 ● 最後のレップスを終えたら、再びバーにフックを引っかける。 こうしてダンベルでのプレス種目を行なうことで、今まではケガをするのが心配で使うことができなかった高重量ダンベルでのプレス運動が可能になるのである。 今まではプレス運動のスタートポジションにダンベルを持ってくるまでに余分な動作を強いられていたわけだが、パワーフックによって無駄なエネルギーをセーブできるだけでなく、無駄な動作によるケガの可能性を軽減することができるのだ。 パワーフックは、通常の、28mm径のダンベルならどんなタイプのものでも取り付けることができる。また、 実験ではパワーフックの耐重量は453.6kgという結果を得ている。 ※ダンベルは付属しておりません。28ミリ系のダンベルであれば、市販のものをご利用いただけます。 |